「柔らかい」「軽い」というようなイメージは「高明度」で、「堅い」「重い」というようなイメージは「低明度」であることがわかります。そして「弱い」「おとなしい」などは「低彩度」で、「強い」「きつい」などは「高彩度」です。(細かな明度彩度の割合は省略しています)つまり、イメージをしっかりと捕らえるということは、明度や彩度をおおかた把握していることと、同じくらいの効果があるということです。別にトーンの名称なんか覚えなくったっていいんです。(一般の方はね)ちゃんと色のイメージや調子を捕らえれば、色選びは以外と簡単にできるんですね。
例えば「キュート・フレッシュタイプ」の場合には、「明るくて、軽くて、透明感があって、元気な色」。その中でも自分に似合うのは「フルーツみたいなフレッシュな色で、水をいっぱい含んでそうな新鮮な色」、逆にだめなのは「重い色と暗い色。それから濁った感じの色。」そう覚えれば、難しいことはないですよね?
似合う色はできるだけ細かなイメージで覚えておいて、苦手な色はトーンで把握するくらいで充分だと思います。
でもそれだけでも、意識して選ぶことと、何も考えないのでは大違い。 個人差はありますが、そのうちに、微妙な色の違いにも簡単に識別することが できるようになるはずです。