自分の肌や目、そして髪の色の違いによって、似合う色のグルーピングがそれぞれ違います。
それは自分の魅力を最大限に生かせる色。そして好きな色とは異なる場合も多いもの。
女性の場合洋服だけではなく、お化粧の時のファンデーションや口紅、アイシャドウの色などによっても大きく影響を受けます。
普段からいつも似合う色を着ていなければ、ということはありませんが、 大切な人と会うときや、初対面の第一印象を良くしたいとき、 面接や結婚式やデート、入学や入社の場合などここぞというとき、貴方をよりきれいに見せる力強い武器となるのです。
似合わない色は顔の写りが悪く見えたり、それによって肌がくすんで見えたり、老けて見えたり、不健康に見えたりします。
また、色の対比によって起こる作用のため、顔に影が出てきつい印象に見えたり、恐そうに見えたり、その逆に寂しげに見えたり、陰気そうに見えたりと、内面までも誤解されるようなことになりかねません。
では「似合う」ってどういうこと?なんでしょう。
1.肌が明るく見える。
2.肌の透明感が増して見える。
3.シミや皺など、トラブルを目立たなくする。
4.パーソナリティ、持っている魅力をアップする。
1〜3までは、色映りによって受ける影響が殆どで、顔の下に来る色の影響が、直接肌に大きな作用を与えるというものです。特に女性にとって肌は、若々しさの象徴であり、健康の状態や、気分の状態までも反映する部分ですから、疲れた肌や、荒れた肌では、生活までもが乱れているような印象を与えます。また、加齢とともにくすんできたり、紫外線によるトラブルなども、カバーすることができることが大切な条件になります。
4は、色が単色で持つイメージや、配色のイメージが、着る人へ与える影響のことで、
「その人の持つイメージと着ている色などのイメージがマッチしている」
もしくは
「着ている色のイメージが、その人のイメージをアップしている」
状態になることです。
上のような、2つの影響が良い方向に作用している状態を、アリスでは「似合っている」と思っています。(あくまでも、アリスは、です)
そして、ものには形というものがありますので、形の持つイメージをも考慮した「バランス」が大切です。シャープな形とシャープな色で統一感を出すことも、あえてシャープさの中に甘さを感じさせることもいいでしょう。また、素材、風合い、香り、それら全ての微妙なバランスの釣り合いをとることで、より完璧なものへと固まっていきます。お洋服を買うときには、イメージポイントとバランスを考えて買うことをお奨めします。